毎日の掃除、大変ですよね。せっかく家を建てるなら、掃除が楽になる工夫を取り入れたいもの。最近では掃除のしやすさを考えた設備や設計が増えていて、ちょっとしたアイデアで家事の負担をぐっと減らすことができます。今回は、掃除がしやすい家づくりのポイントをご紹介します！
1. 扉は「上吊りタイプ」がおすすめ
扉の種類にも注目してみましょう。一般的な引き戸は下のレールにホコリがたまりやすいですが、上吊りタイプの扉ならレールがなく、掃除がぐっと楽になります。見た目もすっきりするので、清潔感が保てるのも嬉しいポイントです。
2. フルフラットな床でルンバが活躍
ロボット掃除機を使いたいなら、段差のないフルフラットな床がおすすめです。部屋の隅々まで掃除してくれるので、手間が省けます。また、家具の配置にも配慮してルンバが通りやすい空間を確保するとより効果的です。
3. 収納の中にコンセントを設置
収納の中にコンセントを設けることで、掃除機をしまっておきながら充電することができます。コードが見えずスッキリするだけでなく、いざ使うときに充電がない！なんてことにもならず、効率的。小さな工夫ですが、毎日の快適さが違ってきます。
4. 階段は「スケルトンデザイン」でホコリ対策
階段は意外とホコリがたまりやすく、掃除しにくい場所。そこでスケルトンデザインの階段にするとホコリがたまりにくくなり、メンテナンスが楽になります。また空間のデザイン性もアップし、開放感が生まれるのも魅力です。
5. お風呂は「開き戸」が便利
引き戸のお風呂は溝にホコリや水垢が溜まりやすいですが、開き戸なら掃除がとても簡単。掃除の手間を省きたい方には、開き戸をおすすめします。
6. 巾木はスリムタイプやスレンレス製に
巾木（床と壁の接合部分にある仕切り）は、スリムタイプやステンレス製のものを選ぶことでホコリがたまりにくくなります。普段はなかなか掃除が行き届かない場所だからこそ、掃除のしやすさを考えた素材選びが大切です。
7. メンテナンスが楽な設備を取り入れる
キッチンの掃除で悩む方には、IHクッキングヒーターがおすすめ。ガスコンロと比べてフラットなので、さっと拭くだけで掃除が完了します。また、グリル部分も掃除がしやすいタイプを選ぶとさらに楽になります。
レンジフード（換気扇）も、最新のものなら10年掃除不要なタイプがあります。こまめに掃除しなくていいので、時間の節約にもつながります。
また、最近のお風呂には自動洗浄機能がついたものも登場しています。毎日の負担を減らしたい方には強い味方です。
掃除がしやすい家づくりは、日々のストレスを減らし、快適な暮らしをサポートしてくれます。これから家を建てる方やリフォームを考えている方は、ぜひ今回ご紹介したポイントを取り入れてみてください。
