オウミ住宅

土地売却査定依頼
トップページスタッフブログ家づくりの話子どもの成長に合わせた部屋づくり…レイアウトの工夫とアイデア

2025.07.29

子どもの成長に合わせた部屋づくり…レイアウトの工夫とアイデア

Category:家づくりの話

子ども部屋は、成長段階に合わせて必要な機能やデザインが変わっていきます。幼児期から思春期になるまで、子どもが心地よく過ごせる空間をつくるには、柔軟な工夫とアイデアが欠かせません。本記事では、子どもの成長に寄り添った部屋づくりのポイントをご紹介します。

■幼児期:親の目が届く安心空間を

小さなお子さまがいるご家庭では、お子さまが安心して遊べる場所をLDKの近くに設けるのがおすすめです。たとえば、リビングに小さな畳コーナーや3帖ほどの小上がりスペースをつくると、家事をしながらもお子さまの様子を見守ることができます。おもちゃや絵本を収納できるスペースを設ければ片付けも楽になり、部屋をスッキリ保てます。
また、お子さまが自由に落書きできるマグネットボードや、壁用の落書きシートを取り入れると、遊びながら想像力を育むことができます。

■小学校低学年:リビング学習スペースと収納を工夫

小学生になると、お子さま専用の勉強スペースが必要になります。低学年のうちはリビングで勉強することが多いので、リビングにスタディスペースを設けるのがおすすめ。親が家事をしながら勉強を見てあげられるので、学習の習慣が身に付きやすくなります。
収納もこの時期から意識したいポイント。ファミリークローゼットなどの共用収納を利用すれば、お子さまが自分で片付ける習慣をつけるのに役立ちます。クローゼットはオープンタイプにすると部屋が広く感じられるだけでなく、中身が見えるので整理整頓がしやすくなります。

■小学校高学年以降:プライベート空間を重視

小学校高学年以降になると、子どもは自分の部屋で過ごす時間が増えてきます。この時期には、勉強や就寝ができる快適なプライベート空間を整えてあげましょう。
部屋が狭い場合は、ロフトベッドやベッド下にデスクが配置できるタイプを活用すると、限られたスペースを有効に使えます。兄弟姉妹が同じ部屋を使う場合は、棚やパーテーションで部屋を分けて、各自のプライベートエリアを確保するのもおすすめです。

■好みの変化に対応できるデザインを

乳幼児期の部屋は、お子さまの好みが変わることを見越して、クロスや床材をシンプルにまとめるのがおすすめです。その代わりにカーテンやラグ、ベッドカバーなど、簡単に変更できるアイテムでアクセントを加えると良いでしょう。貼って剥がせる壁紙シールなどを活用すれば、好みに応じて手軽に部屋の雰囲気を変えることができます。
また、住宅のデザインにも流行がありますが、流行だけにとらわれず、長く愛用できるデザインを選ぶことが大切です。気に入ったクロスや家具を中心にコーディネートを考えれば、家族の個性が光る空間をつくることができます。

幼児期には親の目が届く安心空間を、小学生以降は学習や収納の工夫を、小学校高学年になったらプライバシーを大切にしたプライベート空間を。柔軟な工夫とアイデアで、お子さまの成長を支える理想の住まいをつくりましょう。