「プロだからこそ完璧な家を建てているはず」——そんなイメージを持たれることも多い私たちですが、実はオウミ住宅のスタッフ自身も、家を建てた後に「こうすればよかった!」と思うことがあります。
今回は、実際に自社で家を建てたスタッフたちにアンケートを実施し、「リアルな失敗談」を集めてみました。これから家づくりをする皆さんのヒントになれば幸いです。
「窓の位置と大きさ、もう少し考えれば…」
「西向きの窓は、もっと小さくすればよかった」という声がありました。夕方の西日が強く、夏場は室温が上がってしまうことも。日射の入り方は、季節や時間帯によっても大きく変わるため、設計段階でしっかりシミュレーションしておくことが重要です。
「脱衣所と洗面所は、分ければよかった!」
「家族の誰かがお風呂に入っていると、洗面台が使いづらい…」という悩みは意外と多いもの。スタッフからも、「脱衣所と洗面所を別々に設ければよかった」という声が。来客時にもプライバシーが保てるなど、生活の快適さに直結するポイントです。
「床材と間取りに、もうひと工夫が必要だった」
「床はキズに強いタイプにすればよかった…」「ダイニングをもう少し広くすればよかった」という後悔も。コストダウンを意識しすぎてしまうと、毎日使う場所でストレスを感じることになってしまう場合も。メリハリある予算配分が大切ですね。
「玄関収納は、見た目より実用性を重視すべきだった」
「広く見せたくて玄関収納を控えめにしたけど、やっぱり足りなかった!」というリアルな声。お子さんの成長やライフスタイルの変化に合わせて、収納量も増えていきます。今だけでなく“未来の自分たち”の暮らしもイメージして設計を。
「防音・吸音対策、やっておけばよかった…」
「防音・吸音を意識した工夫も取り入れればよかった」との意見も。生活音や周囲の音が気になる方や、お子さまが楽器やダンスなどを習っているケースで多い後悔ポイント。リフォームでも対応可能ですので、まずはご相談ください。
こうして見てみると、「家づくりのプロ」でさえも、自分の家となると“気づけなかったポイント”がたくさんあることがわかります。自身の失敗経験があるからこそ、お客さまにはより現実的で実感のこもったアドバイスをお届けできると感じています。
次回の「我が家のリアルな失敗ポイントvol.2」も、どうぞお楽しみに!


