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2025.09.30

湿気・暑さ・虫…滋賀の夏を乗り切る住まいの知恵

Category:家づくりの話

滋賀の夏は京都と同じ盆地気候ながら、琵琶湖が巨大な“天然クーラー”となり、湖面で冷えた空気が涼風を運びます。とはいえ体感は劇的に変わるわけではなく、日本の夏らしい高温多湿は避けられません。そこで大切になるのが、無理なく暑さと付き合う住まいの工夫です。

“我慢”しない暑さ対策の考え方

シャッターで日射を防ぐ、超高断熱仕様で固める、南面の窓を極端に減らす…どれも有効ですが、自然光を楽しみたい方や予算に限りがある方には負担が大きいことも。当社は「お客さまにちょうどいい」を基準に、土地や生活スタイル、予算に合わせたプランを組み立てます。たとえば、南面に深い軒を設けて日射をコントロールしつつ、北面や東面に高窓を設けて柔らかな光と風を招き入れる配置計画。また、各室の窓サイズと配置を最適化して、通風計画を重視する設計など、お客さまにとって無理のない方法で光と涼しさを確保します。

素材と設備で体感温度を下げる

素足で歩いてもべたつきにくい無垢フローリングは、熱を溜め込みにくく足裏から涼を感じられます。洗面室や玄関に使う壁材のエコカラットは、湿気とにおいを同時に調整し、こもりがちな夏の空気をさらりと保つ優れもの。さらに、全熱交換型の24時間換気システムを標準で備えることで、取り込む外気の温湿度を緩和しながら室内へ送り込みます。冷房効率を落とさず、新鮮な空気をキープできる点も大きなメリットです。

暑さだけでなく”虫対策”にも配慮を

夏の夜、窓を開けて風を通したいけれど、虫の侵入が気になる…そんなお悩みにおすすめなのがオペレーター式窓です。これは室内側からハンドル操作で窓を開閉できる仕組みで、網戸の外側に窓がある構造になっています。つまり、網戸は常に閉じたままでも窓の開け閉めができるため、虫が室内に入る隙がないのです。さらに鍵の開け閉めも室内で完結するため、虫だけでなく防犯面でも安心。涼しい風を心地よく取り入れながら、虫の侵入を気にせず過ごせるのが魅力です。

夏の快適さは、性能だけでなく「どう暮らしたいか」を軸に考えることが肝心です。無垢材の足触りを重視するのか、換気設備で湿度を整えたいのか、虫をシャットアウトしたいのか。私たちはヒアリングを通じて一人ひとりの優先順位を見極め、負担の少ない最適解をご提案します。滋賀で“夏に強い家”を建てるなら、どうぞ気軽にオウミ住宅へ。あなたの暮らしに寄り添うアイデアを、私たちと一緒に探しましょう。