朝日がよく入る東側にはキッチン前の横滑り出し窓を配置。「妻が朝日を感じながらキッチンに立てるように」との思いが込められています。ダイニングにも腰窓を設け、家族みんなで明るい朝日を浴びながら食卓を囲む時間が日々の幸せに。
南面の大きな窓からは日中の光をたっぷりと取り込み、夕暮れ時には西側の小窓から優しい光が差し込みます。
オウミ住宅ならではの天井高2,500mmのゆとりを生かし、すべての建具をハイドア仕様に。空間全体に統一感と広がりが生まれました。
さらに家事動線にもこだわり、キッチンから浴室・ホールへと回遊できる設計に。
「子どもたちが家中を走り回っています（笑）」と話すH様。
玄関ホールには吹き抜けを設け、家に入った瞬間の開放感を演出。吹抜け下のホールは、季節の飾りやツリーを置く“家のギャラリー”のような場所になっています。
限られた空間を有効に使う工夫も随所に。脱衣所を独立して設ける代わりに、洗面室の天井を折り上げ、ロールスクリーンで仕切ることで柔軟に対応。広さを感じながら、室内干しもできる多機能空間となりました。
洗面室横の1.5帖のウォークインクローゼットは、身支度がすべて完結する快適なスペースに仕上がっています。
釣りが趣味のご主人は、玄関横に土間収納を兼ねた釣り道具スペースを設けました。「毎朝、道具を眺めてから仕事に行くのが日課です」という言葉に、家づくりの楽しさと満足感がにじみます。
光・風・家族の気配が交わる住まいで、これからも心地よい時間が流れていきます。
