夢思ふは招く

「夢思ふは招く」                                                                                                                          本社の会議室の「全室禁煙」の横にそっと貼られたプリント。

幼い頃に見る夢、20代、30代、そして40代、それぞれに見る夢。学校にて学び、会社にて人間付き合いや仕事、失敗や成功を繰り返し、見てくる現実。こぼれた夢の残骸。

どちらかというと夢見がちに生きている。しかし、いい歳したおっさんがやたら遠くの夢を語るというのも極めて不細工な有り様で、日々を一生懸命生きてる人間が一歩ずつ前に進み、気が付いたら今まで見えなかった景色が見えた、あぁ、まるで夢みたい、、、これが美しい。

夢を語り、夢に日付をつけよ、夢は叶う!とは私にはもはや現実的ではない。                                                                  夢思ふは招く、夢を思い、凡事徹底、自然と夢を招く、これはちょうど良い。

日々やるべきこと、情熱を注げることがあり、与えられた役割があり、私はまだやれると自信をもって進んでいる。まるで招かれた夢みたいに幸せじゃないか!