雨が散らす桜の季節、花見をしようと意気込みながら結局一度もしたことがない。たくさんの人を集めて桜の綺麗な時に合わせて、大量のアルコールを摂取する会合を開く。

これを先導する人とは！？人に喜んでもらいたいという無償の奉仕精神、モチベーションの低い人を巻き込みながらも当日までドタキャンを厭わない強靭なメンタル、針の穴を通すほどの日程調整を仕上げていく頭脳の明晰さが必要だろう。しかしそんな人材はなかなかおらず、現実的には会社行事として強制力を持たすくらいしか花見を確実に成し遂げる方法は思い浮かばない。オウミ住宅で花見はいつできる？

実はこれと同じようなことが仕事にも言える。「いつかできたらいいよね」「それは楽しそうだな」などと語りながら月日はあっという間に過ぎていく。大きなことを成そうとすると会社の思想、意志、命令は必要だと言える。そうでなければ自由をもって個人の能力を限りなく引き出すか？

ただ花見はせずとも、仕事はしなければ会社は縮小する。経営者だけが仕事をする会社は経営者が止まれば終わりだ。命令を取るか、自由を取るか、選択肢があるうちに動いたほうがいい。