28年目の不動産会社

朝、出勤時には近江大橋の取付け道路をまっすぐ走る。右手にオウミ住宅展示場、私が入社した時この場所は喫茶店だった。オウミ住宅の展示場はいつまでここにあるのだろう?

オウミ住宅は平成元年創業して、今年で28年目だ。会社の生存率(設立1年=40%
設立5年=15% 設立10年=6% 設立20年=0.3%  設立30年=0.02%)だそうだ。業種によって数字に差があるとは思うが、少なくとも1%の狭き関門をクリアした会社である。ここからは、未知数なのか?

不動産会社が設立25年くらいで解散、資産を賃貸収益物件に移して管理会社としての機能だけを切り離し、住宅会社に付きまとうアフターメンテナンスという重責から逃げるというのはよくある話。さて、オウミ住宅はどうしていくのか?

私はオウミ住宅のファンとして、オウミ住宅にはずっと存続してほしい。そのために必要なことを何でもしたい。地域に残り、お客様に愛され続けるには、社員一人一人の想い、品格ある会社の佇まい、存在し続ける難しさを意識して、努力を重ねるしかない。見えない未来に夢や希望を見続けるしかない。