ソーダ水の泡のような日々

久しぶりに晴れたと思ったら、浮き輪に空気を入れたくなるようなそんな天気。いよいよ夏が来る。とはいえ、毎年夏特有の遊びをするわけでもなく、心躍るイベントがあるわけではない。幼少の頃の夏休みに詰め込まれたワクワク感のひとつでもいいし、ぽろんとポッケから零れ落ちてくれないでしょうか。

アフターメンテナンス、リフォーム、平屋、そして空き家。分譲地を販売するというオウミ住宅のメインストリートは置いといて、色々と興味の対象が出てくる。不動産の商品は、生活そのものだ。暮らしの変化、時代の変化、人の好みの変化、様々な変化の度に需要が生まれる。

前にも書いたが、オウミ住宅という会社にとっての未来は、今まで歩んできた道とは違うものになる。不動産に関わり続けるのならば、その違う道を模索しなければ生き残ってはいけない。人口が減り、土地の価値は二極化し、街の構造はより機能的になる。今となってはまったくぴんとこないが我々が子どもの頃は、山を崩して作った1000、2000区画の分譲地が抽選だったりしたのだ。学校は遠く、駅までの距離まったく無視、みたいな・・・時代は変わる。

私は今38歳だが、生きてる間に間違いなく生活は変わる。不動産会社に求められることも変わっていく。滋賀県の湖南地域において生活環境の良い分譲地を作り、メンテナンスがしやすく、イニシャルコストのかからない良質な木造住宅を作り続けてきた我々オウミ住宅にできることはまだまだたくさんある。変化は希望だ。